3月9日(水)は、まだ体育館が使用できないため稽古はお休みといたします。再開日につきましては、またご連絡いたします。なお、3月23日(水)は、大会引率のためお休みにします。よろしくお願いいたします。皆様、体調管理には十分にお気をつけ下さい。
さて、空手道雑誌「JKFan 4月号」に『学校武道としての空手道』と題して特別企画のページが掲載されておりました。
2012年4月に施行された中学校武道必修化から、まもなく10年間。この間で空手道授業を実施する中学校が124校⇒480校と約4倍に急増しているそうです。その要因として、オリンピック、コロナ、学習指導要領の改訂が挙げられます。
オリンピックの実施によって、触れてもらう機会が増え、空手のイメージが変わり、危ない、怖いの印象から、安全・手軽であること、そして武道スポーツとして礼儀を重んじていることや形の凛としたカッコよさが広く認められてきました。
そして、コロナ禍にあって感染対策がしやすいことも挙げられます。基本稽古や形の稽古では、両手間隔の隊形のまま、マスクを着けて実施できます。また、相手と組む、掴むという動作なくでき、共有する武道具がないという利点があります。
また、学習指導要領の改訂に関しては、空手道授業の指導者を育てるために「全国空手道指導者研修会」が毎年開催されております。私自身、何度かこの研修会に参加させていただき県外の空手未経験の学校の先生方とも交流させていただきました。東京都の中学校の先生のお話ですが、以前までは、運動会で組み体操を実施していたのですが、危険や事故につながるため空手道の集団演武に変更していっているそうです。そのため研修会に参加し、授業で実施していくということでした。空手道を授業で実施していくことで、全身運動かつ道徳的効果が高いことが期待できます。空手道の運動体系そのものが全身運動であり(左右の手足を同じように使う競技は少ないのではないでしょうか?)、形や約束組手では、仲間と話し合って協調性・共同性を高めることができ、さらに団体形では、複数人で動きを揃えるためにチームワークを育む効果や隊形の配置など独創性をはぐくむこともできます。もちろん、礼法での道徳的効果もあります。
長くなりましたが、「愛媛県でも学校武道として空手道を普及させ、普及して欲しいな。」というお話でした。最後までご覧いただきありがとうございました。
余談ですが、
👇空手道からMMAに挑戦中の教え子が今週の土曜日に試合があるので応援してください。
▲第10試合 宮古牛・アグー専門店 金29 presentsBFIGHTライト級5分2R 野村駿太(BRAVE)vs 藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)
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